VMwareで仮想マシンを起動しようとしたところ…

AIを使ってまとめてもらいました。
解決した流れとしては、この通りですが、
もしかしたら、おかしな点があるかもしれない。
(最後に”Device Guard Readiness Toolを使えば一括で解除できるので、面倒なときは最初から使うのがおすすめです。“って書いてあるけど、
「え? そうなの!? そうだったの(驚愕)」)
「このプラットフォームでは AMD-V がサポートされていません」
というエラーが表示され、起動できない現象に直面しました。
BIOSでSVM(AMD-V)を有効化しても解消されず、かなり悩まされたので、解決までの手順をブログにまとめておきます。
最終的には Microsoft公式の「Device Guard and Credential Guard Hardware Readiness Tool」 を使って解決しました。
❗ なぜこのエラーが出るのか?
Windows 10/11 では、Hyper-Vや仮想化ベースのセキュリティ(VBS)、Credential Guardといった機能が自動で有効化されていることがあります。
これらがオンになっていると、VMwareがAMD-Vを直接利用できなくなり、エラーになります。
✅ 解決までにやったこと(まとめ)
1. BIOSでSVM(AMD-V)を有効にする
- PCを再起動し、BIOS設定画面へ(DelやF2キー)
SVM Mode
を「Enabled」に設定- 保存して再起動
2. Windowsの仮想化関連機能をすべてオフにする
「Windowsの機能の有効化または無効化」から以下をすべて無効化して再起動:
- Hyper-V
- 仮想マシン プラットフォーム
- Windows ハイパーバイザー プラットフォーム
- Windows サンドボックス
3. メモリ整合性をオフにする
「設定 → プライバシーとセキュリティ → Windowsセキュリティ → デバイスセキュリティ → コア分離の詳細」から
→ Memory Integrity(メモリ整合性)をオフにして再起動
4. ハイパーバイザーの起動をオフにする(bcdedit)
管理者権限のコマンドプロンプトで以下を実行:
powershellコピーする編集するbcdedit /set hypervisorlaunchtype off
5. レジストリでVBS/Guardを無効化
以下のキーをレジストリで設定:
regコピーする編集する[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\DeviceGuard]
"EnableVirtualizationBasedSecurity"=dword:00000000
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa]
"LsaCfgFlags"=dword:00000000
6. 最終手段:Microsoft公式ツールを使う
Device Guard and Credential Guard Hardware Readiness Tool
どうしてもVBSが無効化されない場合、Microsoft公式ツールを使って一発で解決できます。
手順:
- Microsoft公式からツールをダウンロード
- 解凍し、管理者PowerShellで以下を実行:
powershellコピーする編集するSet-ExecutionPolicy Unrestricted -Scope Process -Force
.\DG_Readiness_Tool_v3.6.ps1 -Disable
- 再起動後、起動時に F3キーを押してVBS無効化を確認
- 必要に応じてSecure Bootを一時的に無効化
🧪 成功の確認方法
以下の2つが消えていれば、AMD-Vが使える状態です。
powershellコピーする編集するsysteminfo
出力結果に以下が表示されなければOK:
- 仮想化ベースのセキュリティ: 実行中
- Hyper-V の要件: ハイパーバイザーが検出されました
🎉 VMwareでの設定確認
仮想マシン設定 → プロセッサ →
✅「Intel VT-x/EPT または AMD-V/RVI を仮想化」にチェック
起動して、もうエラーが出ないか確認!
✅ 最終的に成功した構成
- BIOS:SVM Enabled
- Windows機能:仮想化関連すべてオフ
- systeminfo:VBS無効・ハイパーバイザー未検出
- VMware:AMD-Vオプション有効化済み
📝 まとめ
Windows 11では、Hyper-VやVBSが自動で有効になっており、VMwareからはAMD-Vが見えなくなることがあります。
Device Guard Readiness Toolを使えば一括で解除できるので、面倒なときは最初から使うのがおすすめです。
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